万博公園の四季折々の写真スポットを紹介します!

万博公園の楽しみ」⇒「ツグミ」という鳥

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今回は、「ツグミ」という鳥をお届けします。晩秋頃にやって来て、4月頃まで万博で見かけます。

体長は24cmくらいあって、スズメの15cmに比べてずいぶん大きい鳥です。(鳩よりは小さいのです)

↓ 外観はこんな感じです。これは白黒写真ではなくて、この鳥は灰色、茶色、白黒なので、枯葉の上にいれば目立ちません。

↓ 前から見ると、頭のへこんだダルマのようですね。

食べるものは、木の実と虫全般ですが冬になると地表には虫がいなくなるので、土壌生物(主にミミズ)と落ちた木の実を探して食べています。

この探し方が、ちょっと面白いのです。

↓ 秋にやって来て、木に実が残っている正月頃までは木の上に群れでいて、木の実を食べているようです。

↓ 木の実が落ちてしまう頃(1月下旬)からは、地面におりて食べ物を探しています。

この食べ物を探している行動が、「だるまさんが転んだ」の一人ゲームをしているようなので、まだ見ていない方は是非探して見てください。

地表に降りて食べ物を探している時は、群れなくて単独で行動しています。

これには縄張りのようなものがあるようです。 ↓ これは、5~6mくらい離れていて、いい距離間です・・・

↓ ですが、下のように1m以内に近づきすぎると、ツグミどうしでかるい喧嘩のようないざこざがおきます。

↓ この時は、左のツグミが右側に突っかかりました。

↓ 上の写真を拡大すると、右側のツグミが飛び上がっているのが分かります。

↓ また、右側のツグミが飛び去りました。左側が追っかけます。

写真を拡大してみるとしつこいのが分かりました。右のツグミは獲物(大きいサイズのミミズ)を捕まえていました。

↓ 獲物をとりあって奪い合いの大喧嘩です。

↓ 獲物(大きいサイズのミミズ)をしっかり咥えて対抗しています。

↓ 5秒余り戦っていましたが、ちょっかいを出した方があきらめました。獲物を守りきりました

↓ うらやましそうに見ている横で、守った獲物をうまそうに食べてしまいました。

(右側があきらめたツグミです)

↓ 徐々にお互いの距離が離れていって、また、穏やかな時間が流れていきます。

↓ その後、獲物にありつけなかったツグミは枝に飛び上がり、しばらく毛づくろいをしていました。

その後、他の所へ獲物を探しに飛立っていきました

後書き:ツグミの「ダルマさんが転んだ」の一人ゲームはまだ見れますよ!

今の時期には人がいない開けたところにツグミはいます。

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